メダカの飼い方は季節によって違います。梅雨が明けた7月は、屋外の暑さ対策が大切です。
夏7月のメダカの飼育のポイントを月別にまとめます。
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メダカの12か月 飼育のポイント
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家で飼うペットとしては、犬や猫は、1年間を通じて飼い方はほとんど変わりません。
メダカの方はおもしろいことに、低温になるときには冬眠をする習性があるのもあって、冬は飼い方が全く違います。
また、メダカの産卵と稚魚の世話も季節ごとのイベントの一つです。
1年間のメダカの飼い方を月別にまとめておきます。
7月のメダカの飼育と管理
7月のメダカ飼育のポイントです。
- 屋外は水温が33度を超えないよう注意
- 日よけ対策をする
- 餌は大目に 1日1回~最大3回に増やす
メダカの屋外水槽の暑さ対策
7月は梅雨明け、暑くなってからの水温の管理が、メインの課題です。
水温が33度を超えるようなら要注意。日よけや、差し水などで管理を行います。
夏はメダカの動きが活発なため、餌は大目に、同時に水質管理にも注意が必要です。
7月のメダカ管理の基本
7月のメダカ管理をまとめます
餌やり
7月上旬は、餌やりは1日に1回~3回。
春先よりも多めに与えます。
食べ残しがないように気をつけます。
餌が残っていたら、スポイトでまめに取り除きましょう。
メダカ水槽の水換えと掃除
メダカ水槽の掃除は、基本、エアレーションがある場合は、10日~2週間に1回で行います。
エアレーションなしの場合は、それより短い期間で、メダカを傷つけないように行うことをおすすめします。
暑い夏には、食べ残しの餌が腐りやすく、水質が悪化しますので、水槽の匂いに注意。
飼育容器内の水から腐敗臭がしたら、水槽の大掃除をしましょう。
水槽の水換えと掃除については下の記事を参考にしてください
メダカ水槽の暑さ対策
夏は日向に置いた水が、びっくりするほど暑くなっていることがありますね。
メダカ水槽の水温は、33度までが許容範囲です。
それを超えたら要注意。
水温を上げないためには、日陰の風通しの良い場所に水槽を置くことです。
屋外の場合は、飼育容器を日陰に移せるときは、移すのがベストです。
水槽が大型で動かすことができない場合は、よしずや日よけを使いましょう。
また屋内の場合も、窓辺などに置いているときには、水温が上がっていないかチェック。
熱くなりすぎているようなら、適切な場所を考えます。
メダカ稚魚の隔離など
メダカ稚魚が生まれたら、別容器に取り分けるのが、いちばんです。
稚魚は最初は小さいので、容器も小さなもので十分ですが、新しく生まれた稚魚を加えていくと容器が手狭になります。
また、稚魚にちょっとでも成長が見られたら、新しい容器を用意する必要があります。
親メダカとミナミヌマエビと一緒にできるまでに成長するまでの期間は、水槽を2つにするか、浮かべられるネットに隔離するなどして、世話をしながら育てましょう。
夏の水槽のレイアウト参考
こちらは、トロ舟で作った水槽のレイアウトです。
トロ舟は小さいものは千円以下ですので、気候の良い時にぜひお試しください。
平台車に乗せれば、移動も可能です。
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トロ舟ビオトープ メダカ飼育に適したサイズと価格
こちらは植物用プランター脚付きのメダカ鉢。
軽いプラスチック製のメダカ鉢のみにおすすめします。
それでは、暑い夏もご一緒にメダカライフを楽しんでいきましょう!
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