メダカのトロ舟での飼育を始めましたが、梅雨の長雨の時には、トロ舟より水のあふれるオーバーフローに注意が必要です。
水抜き穴は必要か考えてみました。
スポンサーリンク
トロ舟ビオトープにメダカを引越し!
[toc]
メダカとミナミヌマエビのトロ舟ビオトープを始めたのは、6月の中旬のこと。
梅雨の前の陽ざしの暑い時期のことでした。
トロ舟のサイズやレイアウトについてはこちら
中にいるのはメダカが3匹、ミナミヌマエビは、もっとたくさんいますよ。
その頃心配だったのは、雨よりも、日差しの暑さの方で、早くも日よけを考えた方がいいかなと思ったら、梅雨に突入!
屋外のトロ舟ビオトープの場合、水があふれる、いわゆるオーバーフローの心配はあるのかでしょうか。
使用したトロ舟
トロ舟の関連記事
トロ舟でメダカ飼育の記事一覧
長雨と屋外のメダカ飼育
以前、屋外の以前屋外でのメダカ飼育で、雨の際に大失敗をして、メダカの稚魚がたくさん死んでしまったことがあります。
問題が起きたのは、上の手水鉢という石の器です。
この中に、メダカの稚魚とミナミヌマエビをたくさん入れていました。
この容器は石で出来ており、メダカ達にも過ごしやすい場所となっていました。
大きな石でできた鉢なので、雨の時でも移動するということができません。
そのため、ダンボールで簡易なフタを作って長い雨の時に被せておいたのです。
水槽の移動にはキャスター付き平台車が便利!
屋外水槽にフタは厳禁!
そのまま忘れて数日が過ぎてメダカを見てみると、ミナミヌマエビは生き残っていたものの、メダカが全部いなくなっていました。
ここはほぼビオトープ化していたのですが、太陽の光が入らないと、植物の育ちが悪くなって水質が劣化。
そのため生き物が死んでしまったのです。
ビオトープには、太陽の光がとても大切であるということ、雨の時でも、長時間光を遮るような蓋をしてはいけないということを学びました。
なので、今回は、梅雨の長雨であっても、トロ舟には特に多いをしませんでしたが、様子を見てみると、激しい雨の後には水がいっぱいになって、トロ舟が、オーバーフローを起こしかけていました。
トロ舟が、やや斜めになっている場所に置いているので、角からは少し水が滴ってあふれているという感じです。
その際、生き物は外に出てしまうのかという 、水の流れは少しずつですので、メダカは水の流れに逆らって泳ぐ習性があるのと、多くは底や植物の影に居ることが多いので、問題はありませんでした。
またミナミヌマエビに関しても、水槽の底にいることが多いのでそちらも全く無事でした。
トロ舟の外に出たのはスネール貝類
オーバーフローの際、無事でなかったのは意外なことにスネールと言われる貝類です。
タニシや、スネール貝類は、屋外飼育て容器がビオトープ化する時には必須の生き物です。
貝類は今回のトロ舟の中にもたくさん入る以外て暑くなるとどんどん増えるようになっているわけですが、オーバーフローの際には貝類は外にこぼれ落ちてしまっていました。
おそらく水の表面を漂って泳いでいることが多いのでそのまま水の流れに沿って外に落ちてしまったということでしょう。
トロ船の脇のコンクリートのたたきの上に、貝類がたくさん落ちており、落ちたスネールたちは、すぐに拾ってトロ舟に戻しましたので、生命に支障はなかったと思われます。
トロ舟に水抜き穴は必要か
長い雨ですとオーバーフローが起こることもわかったので、トロ舟に水抜き穴が必要かどうかを考えました 。
パパさんに相談をしたところ、
水抜き穴は全然難しくないからすぐに作ってあげるよ
ということで、どんな方法で作るのかと思ったらトロ舟にドリルなどで穴を開けるだけ でいいのだそうです。
パパさんの言うのは、よく、洗面所の洗面ボウルにある穴のように、トロ舟の側面に穴をあけるだけのようですが、下のように、底面に穴をあけて、パイプをつなぐ方法もあるんですね。
トロ舟に水抜きの穴を開けます#手作り #ガーデニング pic.twitter.com/qfQkO8LYaJ
— ロルカ (@f_g_lorca) May 3, 2014
これだとすごくいいのだけれども、下手な私がすると、底面から水漏れがしては困ります。
きちんと接続ができない場合は、安易に穴をあけるのはむずかしいかもしれません。
オーバーフローはめったにない
そもそも屋外水槽で、水があふれるという現象が起こることは、めったにありません。
1年間池で観察しましたが、まずあふれるほど雨が降ることはありませんでしたね。
トロ舟は、やや浅く容量が少ないので、今回のようなことが起こったのは、特別雨量が多かった今季の雨が初めてです。
おそらく、長雨の前に水を少なめになるようにあらかじめくみ出しておき、次の日に様子を見るという程度で、だいじょうぶだと思います。
長く留守にして、メダカの様子が見られないというような時は、私の場合は、まずないので、しばらくはこのままでトロ舟での飼育を続けてみます。