メダカの稚魚が死ぬ理由をチェック!餌のやりすぎと容器の大きさ - メダカまる
 

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メダカの稚魚が死ぬ理由をチェック!餌のやりすぎと容器の大きさ

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メダカの稚魚が死ぬ場合の一番の理由は何でしょうか。

これまで何度もメダカの稚魚を育ててきましたが、そのほとんどの理由は餌のやりすぎだと思います。

メダカの稚魚の餌の管理について考えてみます。

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メダカの稚魚が死んでしまうのはなぜ?

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メダカの卵を見つけたので、取り分けてみて、卵からメダカが孵化した時はとてもうれしいですよね。

でも、そのあとで、メダカの稚魚が死んでしまうことがとても多くあります。

一生懸命世話をしているのに、こんな小さなものでも、生き物に死なれると、とても悲しくなりますね。

なぜ、メダカの稚魚は死んでしまうのでしょうか。

それには、いろいろな理由が考えられます。

  • 稚魚は元々弱い
  • 水温の変化
  • 餌の上げ過ぎの水の汚れ

考えられることは上の3つです。

一つずつ説明します。

メダカの稚魚は弱い

まず、人間の赤ちゃんも他の動物の赤ちゃんもそうですが、赤ちゃんのうちは大人に比べると、とても弱いのです。

その理由は、まず体が小さくて、ちょっとした変化が響いてしまうということが挙げられます。

たとえば、水温の変化や餌の多少などで、すぐ具合が悪くなってしまうのです。

メダカ稚魚は水温の変化にも弱い

元々弱いところに、水が急に冷たくなったり、逆に熱くなったりしたら、どうなるでしょうか。

人間だって、急に暑いところにいったり、冷房で冷えすぎたりしたら、調子が悪くなってしまいますよね。

それと同じように、メダカ稚魚は成魚以上に水温の変化に敏感です。

成魚であっても、最初に水槽を移すときには、水合わせが必要だということも聞いたことがあると思います。

メダカの稚魚に小さく赤く見えているものは、メダカの稚魚の心臓です。

メダカは私たち人間と違うところもありますが、同じ構造を持っているところもあるのです。

そして人間と比べるとなんといっても、小さいのですから、急な水の入れ替えは厳禁です。

水合わせについては
メダカを買ってきたらまずは水合わせをしてから水槽に入れて安全に!

メダカ稚魚が死ぬ最大の原因

そして、メダカの稚魚が死ぬ原因は、そのほとんどが餌のやりすぎによる水質の悪化だと思います。

メダカの稚魚は、長さは1センチに満たず、幅も数ミリしかありません。

必要な餌の量はどのくらいだと思いますか。

メダカ水槽に入れる餌の量に注意

餌をあげる時に、指でつまむ量は、おそらくメダカの体重よりも多いものとなっています。

大体、餌の粒自体が1ミリ弱くらいだったとすると、稚魚は、ひとつかふたつを食べればお腹がいっぱいになると思います。

するとそれ以外、稚魚が食べなかった餌は、水の底に沈んでしまい、水の中に餌の成分が溶けてしまいます。

メダカの餌の成分

メダカの餌は何でできているのかというと、台所で使うだしの素と同じ匂いがします。

たぶん、小魚などをすりつぶして乾燥させたもので、メダカの餌の成分の多くは、蛋白質が半分の50%、脂肪が9%くらいだそうです。

なので、それが底に沈んだままになっていると水はすぐに汚れてしまうのです。

ミナミヌマエビや、他の親メダカと一緒に買っていれば心配ないのですが、稚魚だけでいる時は、食べきれない餌が毎回出てしまいます。

それが毎日増えていき、どうしても水が汚れてしまうことになります。

しかし、稚魚の場合、小さくて見分けがつかないので水替えが難しい。

一日遅れると、悪い水に居るメダカはすぐに調子が悪くなってしまうのです。

メダカの稚魚を死なせない対策

それでは、メダカの稚魚を死なせないためには、どんな対策をしたらいいでしょうか。

粒の小さな「稚魚用の餌」

まずは、粒の小さな「稚魚用の餌」を使うことが一番です。

大きな粒の餌では稚魚は食べられず、どんどん食べ残しが増えて行ってしまいます。

なので、稚魚用の餌を、指でつまむよりも、もっと少量になるよう、気を付けてあげるということが大切です。

稚魚の数が少なければ、少ないほど加減して与えるようにしてください。

稚魚でも大き目の容器のメダカ水槽に

次に、餌をあげると水がどうしても汚れますが、小さい容器だと、餌の汚れがすぐに全体の水に回ってしまいます。

稚魚の容器は、卵の時は小さな容器でも十分です。

しかし、餌袋がなくなって1週間ほど経って餌をあげ始めてからは、もっと大きな別な容器に移してあげてください。

そうすれば、餌の食べ残しが出ても、水全体がすぐに汚れて、メダカが暮らせなくなってしまうような事態は避けられます。

メダカ稚魚水槽の水替え

大きな容器に入れてからでも、水替えは半量ずつ、できれば毎日行ってください。

その場合は、水をメダカの水槽の脇に、別なバケツなどの容器に汲み置きをして、カルキ抜きをしておきます。

同じ部屋の同じ場所にある水なら、メダカの水槽と水温が同じになるはずです。

スポイトか、使い古しのコップなどを使って、水槽の半分くらいの古い水を汲み出して捨て、新しい水を同じ量足します。

もし、食べ残しの餌が水槽の底に残っているのが目に見えるようなら、それもスポイトを使って吸い出して捨てるようにしてください。

メダカ稚魚水槽には水草も

水草は、水の中の残ったたんぱく質などの栄養分を吸収してくれますし、酸素を出してくれます。

メダカにとっても息がしやすくなるので、できるだけ入れましょう。

メダカが大きくなるまでは、その3つ、餌の量、容器の大きさ、水替えに気をつけましょう。

水替えはできれば毎日か、2日に一度は行うのがいいかもしれません。

弱いメダカもいるためたくさん飼う

あとは、メダカの稚魚が10匹いれば、必ず何匹は死んでしまう弱いメダカが含まれていますので、それは仕方がありません。

何匹か死んでしまって、初めて、強いメダカが残る、自然はそのようになっているのです。

なので、メダカの稚魚は1匹や数匹ずつではなくて、最初はできるだけたくさん孵化をさせて育てるのがいいと思います。

メダカが大きくなってくれば、水替えはそんなに頻繁でなくても大丈夫ですし、餌もたくさん食べてくれるようになります。

そして、もちろん、2匹とか3匹の少ない数で飼うこともできます。

メダカ稚魚の場合も、いったん育ってしまえば心配はいりません。

終わりに

卵から孵化したばかりの稚魚が死んでしまう場合の、理由と注意点についてお知らせしました。

メダカの稚魚が育たなかった場合も、がっかりしないでください。

そして、卵を見つけたら、またトライしてみてくださいね!






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