枯れた苔をトリミングしてみました。
暑くなったので、どうやら乾燥してしまったようです。
高温となる夏には、霧吹きに注意をする必要がありそうです。
この時期の苔の育て方、テラリウムの管理の注意点を考えます。
スポンサーリンク
苔テラリウムの真夏の管理
[toc]
関東地方から、東北地方まで梅雨入り後、一時的に気温が30度を超す日となりました。
苔テラリウム、これまでと同じように、忘れず毎日霧吹きをしていたのですが、苔テラリウムの表面が少しだけ枯れてしまいました。
しまった!と思っても時すでに遅し。
※初めてご覧になる方は基本の記事からどうぞ
苔が枯れると土が見える?
苔テラリウムの苔が枯れるとどうなるのかといいうと、全部が一度に茶色になるわけではないんですね。
なんとなく、土が所々見えてきてしまったような感じになったり、苔の先が茶色になってしまったように観察されます。
この苔は庭で採ったものの名前がわかりませんが、普通の葉の他に、縮れた葉のようなものがあって、その先が茶色になってしまいます。
いつもそれで”失敗”するんですよね。
チョウチンゴケ科の苔に似ているので、それかなあと思うんですが、ちょっと違うような気も。
ちなみに、コバノチョウチンゴケの記載には下のようなものが。
コバノチョウチンゴケは比較的乾燥にも強いようである。乾燥すると葉が著しくちぢれる。このような性質が乾燥に耐える力となっているのではないかと思う。http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/bryophyta/mniaceae/kobanocyouchingoke/kobanocyouchingoke.htm
「乾燥に強い」苔もある
この「乾燥すると葉が著しく縮れる」というところは似ていますね。
そして、「乾燥に強い」。
庭の状態でも、今の状態でも瓶に入れているのではなくて、表面が空気にさらされている状態ですので、やはり、乾燥に強いといえると思います。
苔の種類はなかなか特定できなくて、名前がわからないのが困るところです。
ただし、わからなくても、育てていると自分なりに、その特徴や、適した生育環境がわかることもありますね。
苔の枯れたところをトリミング
茶色になったところをトリミングしてみました。
なぜか右側の方が育ちが良くて、右側の方だけがこんもりしてしまったのですが、これは窓際において光の差す関係でしょうか。
うーん、なんか右側の方が不均等に盛り上がっていますね。
なので、結局全体を一度スポンと取って、向きを変えました
あまり見苦しいところは後ろに回してしまって、全体を90度くらいぐるっと回した感じです。
これで左右が対象になりました。
もう少しこのまま楽しめそうです。
この苔の変遷は
最初がこちら。
作ったのは4月の末でした。
なんか、今以上に伸びていますね。
こちらが5月10日頃。
なんだかとてもワイルドでした。
春になると黄緑になる種類の苔のようです。伸びは今の方が落ち着いているみたいですね。
写真に撮っておくと成長が記録できて面白いです。
夏の苔テラリウムの注意点
ここまでで気が付いた、夏の苔テラリウムの注意点をまとめると
- 乾燥に注意
- 霧吹きは忘れず回数は多めに
- 気温が30度を越えたら注意
- 瓶を密封度の高いもののの方が乾燥に強い
- できれば夏は乾燥に強い苔を選ぶ
最初から乾燥に強い苔なら、お手入れも簡単で、あまり神経質にならずに済みますね。
瓶の苔リウムも作ってみようと考えていたのに、いつの間にか真夏日になってしまいました。
ですが、この後はいよいよ本格的な梅雨になるので、ちょっと苔にとっては一息付けそうな季節になります。
それではまた!
バブルボウルにカラーサンド、それからオブジェ付きのキットはこちら
インテリアにもなる霧吹きと一緒に置きたい