自作の庭の池、夏に近くなると心配なのが暑さです。
今までの水槽なら動かすことができますが、池は動かすことができないので、その場で暑さ対策をすることになります。
早めの暑さ対策でメダカや、池の生き物の健康を守りましょう。
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自作池の経過
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メダカのビオトープ池を手作りしてから、25日になりました。
今のところは、メダカは元気にしています。
初めての方は、最初の記事からご覧くださいね
餌をあげる時にメダカを呼ぼう
うちのメダカは、以前からですが、私、まるが餌をあげようとすると近寄ってくるんですよ。
鯉みたいですね。
私は餌を小さな瓶に入れているのですが、その蓋を取って、カンカンとちょっと音をさせて、「めーたん」と声をかけています。
ただし、呼んであげたから来るのではなくて、どちらかというと声や音よりも、水に映る影とか何らかの気配によって、餌だということがわかるみたいです。
そして、2匹いるうちの1匹、おそらくオスの方は、果敢にも私の餌を投げる手のすぐ下まで来るのですが、メスの方は、手を伸ばすと隠れてしまいます。
メダカ池の餌の量には気を付けて!
そうすると、慌ててメスのいる方に餌をばらまいてしまうわけですが、これは厳禁です。
というのは、前回お伝えしたように、藻が発生してしまっていることも考え合わせて、餌を余分に入れることは避けないといけません。
池は、広い戸外にあるので、ついつい餌をたくさんあげがちになりますが、この点も注意です。
また、ろ過装置の無い池ですので、要は水槽と同じ溜め水なので、できるだけ水は汚さない方がいいですね。
特に日向にある池で水温が上がりやすいところは、水質に気を付ける必要があります。
メダカ自作池の暑さ対策
池の暑さ対策が、水槽に比べて難しいのは、水槽は移動できるのに比べて池は移動ができないためです。
今までのキングたらいのビオトープは、東側にある玄関に置いていました。
太陽が移動する午後には、日が当たらない場所なので、水温の上昇を防ぐことができたのです。
しかし、今の池は南側にあるので、今までの写真を見てもわかる通り、一番気温の高い昼から午後は日光が当たりやすい位置にあるのです。
若干植木などで影を作ってはいるのですが、やはり水温は、かなり上がっていることが水に手を入れると温かいことからわかります。
メダカには日よけのすだれがおすすめ
このような移動できない水槽の暑さ対策はというと、日よけをするのが一番です。
いちばん簡単に使えるのが、「よしず」や「すだれ」という日よけです。
すだれもよしずも、軽いこと、安価であること、広げる面積を自由に調整できること、雨にも強いことなど、いろいろな利点があります。
上は、すだれを使った例です。
下の図のように、半分だけ日陰にすることもできます。
もっと熱くなってきたら、池の全面を覆うことも可能!
大型の屋外水槽の場合も、よしずや、すだれはとてもおすすめです。
よしずとすだれの違い
よしずは立てかけるもので、すだれは窓に下げて使うものなので、よしずの方が大型です。
写真に写っているのは、すだれの方、ホームセンターなどで売っており、価格は数百円からと安価です。
メダカの隠れ家の水草
もう一つおすすめなのは、水草です。
それも水の中に沈んでいるようなアナカリスやガボンバのようなものではなくて、池の表面を覆うような、広葉の植物です。
ホテイアオイ
いちばんは、ホテイアオイ。安くて丈夫なので、複数個買っても、簡単に入れることができます。
植え付けは要らず、水に浮かべるだけです。
またすぐに増えますので、株分けをして自分で増やすこともできますよ。
他には、ウォーターリリー、ポット植えで扱いの楽そうなナガバオモダカなどがよく知られていますので、お好みで採り合わせてもいいと思います。
私はあとで水草採取に行ってこようと思うので、何か見つけたらまたお知らせしますね。
まだ、5月ではありますが、日差しは相当に暑いので、早々に夏の暑さ対策を考えて置き、難しい場合は水槽を可動式にするなど方法を考えておいてみてくださいね。
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