メダカ稚魚の水換え、どうやったらいいのか困ったことはありませんか。
それまで飼っていたメダカに赤ちゃんメダカが生まれたのですが、何しろ小さい!
水換えしようとしても、水と一緒に流してしまってはたいへんです。稚魚がいなくなる心配のない水換えの方法をお知らせします。
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メダカ稚魚の水換えに適した容器
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家の近くの花屋さんでメダカが売っているのですが、それはプラスチックのカップに入っているのです。
なので、細長い方がよく見えると思って、コーヒーの空き瓶に入れてみたのですが、しかし、どう見ても小さいメダカの稚魚には深過ぎます。
これだと水面の餌までが遠過ぎて、赤ちゃんのメダカにはわからないかも。
それに何だかレイアウトも決まらないなあ・・・
メダカの産卵から孵化までを知りたい人は下の記事から
メダカの産卵と孵化 稚魚の飼い方 室内で楽しむ癒しの子メダカ飼育
メダカ稚魚用には浅くて表面積の広いものを
そこで、稚魚に適した容器について調べたら、「浅くて表面積の広い」容器がメダカには適しているとのこと。
そういえば、メダカは川などの浅瀬に住んでいますものね、ふむふむ。
水槽も買いたいけれども、稚魚には大きすぎるし、もう少し手軽で小さいものはないかなあ…
まずは100均に行って探してみよう!
メダカ稚魚にダイソーのサラダボウル
メダカ稚魚がもう少し大きくなるまでと、暫定的に選んだのが、必殺100円ショップのサラダボウル。
ネットで紹介されていたもので、ダイソーで売っています。
「サラダボウル」という名称なのですが、調理器具や食器の方ではなくて、プラスチックの籠などがあるコーナーの方にあります。
容量は3.5リットル。直径25センチ。
中をよく見えるようにすると
水はあまり深く入れません。せいぜい5センチくらい。
で、メダカの稚魚はどこ?
丸の中に居るのがそうです。とても小さい。
全部で7匹いますが、大きくなればともかく、今はこの容器で十分です。
同じ形の容器でセットもありますよ。
メダカの水替えの注意点
このような広い容器なら、水替えも簡単にできそうですが、まずは水はカルキ抜きを使わないといけません。
メダカ稚魚の水槽の水はカルキ抜き
メダカには水道水はダメなので、水槽に入れる水には、カルキ抜きというのを使います。
バケツの水にほんのちょっと入れて混ぜるだけで、すぐできます。
毎回この水を作って、そこから水槽に満たして使います。
カルキとは何かについては
水槽にカルキ抜きの水が必要な理由 塩素がメダカに毒!
メダカの稚魚の水換に必要な物
メダカの稚魚の水換えに必要な物は、下の2つです。
- 水をすくう道具 小さなコップやお玉
- 水をあける容器 小さなもので良い
上のようなおたま、または小さなコップのようなものを使って、お玉で少しすくったら、その水を別な容器に空けます。
この時の容器は水が入るものなら、使い古しのペットボトルを切ったものでも、何でもいいです。
どうして、別な容器に空けるかというと、メダカの稚魚が混ざった場合は、それですぐわかるからです。
最後にメダカの数を確認してから、取った水を捨てます。それで稚魚が混じるのを防止できます。
メダカ稚魚の水換えは全部でなく部分的に
メダカの稚魚は体がとても小さいので、温度変化に敏感です。
水は、カルキを抜いた後、30分~1時間くらい置いた水を使っています。
できれば水槽のある場所と同じような場所に置くのがいいです。
そして、全部の水替えを一度に行うのではなく、すくって捨てた分の水を足し水をするという要領で行うのがいいと思います。
私は使い古しのお玉を使って、それに何杯かすくったら、また新しいカルキを抜いた水を同じだけ足しています。
慣れてくると底に沈んだ餌の食べ残しなども、お玉でも取れるようになります。
別途、底に沈んだごみについては、見つけた度にスポイトで吸って捨てるのが一番です。
全部の水替えを行うのが、全量水替えですが、それについては下の記事に。
メダカ稚魚の水槽の水換えの頻度は?
メダカの水槽の水換えはどのくらいの間隔で行うのが良いのでしょうか。
成魚と稚魚では違いがあります。
メダカの成魚の水換えは週1回程度
大体、夏場は週に1回、涼しい時期であれば2週間に1回が目安とされています。
メダカの稚魚の水換えは週2~3回
ただし、稚魚の場合は、もっと多い回数で水替えをすることがおすすめです。
なぜかというと、稚魚の場合は、どうしても餌の食べ残しが出ます。
稚魚は身体が小さいので、餌は少ししかいらないのですが、ほんのちょっと餌をあげるということは案外難しいのです。
なので、どうしても餌をあげすぎて、メダカが全部食べないと、水が汚れてしまうからです。
水が汚れると、必ず弱って死んでしまう稚魚が出るので要注意です。
水が汚れるようなら水換えは毎日
私の場合は、上記の方法で水替えを毎日行いますが、水がそれほど汚れた様子がなければ、2、3日に1回でも十分だと思います。
餌をあげる回数、そして稚魚の数とも関連してきます。稚魚の数が少なければ少ないほど食べ残しが出て、水が早く汚れます。
なので、食べ残しがたくさん出るなどの場合は、よく様子を観察して、水替えの回数を増やしてみてください。
では、皆さまも、稚魚が元気に育つまで、癒しのメダカライフを楽しんでくださいね!
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