メダカの種類について、いちばんポピュラーなのが、黄色系のメダカですが、その他にも、黒いメダカや白いメダカもいるんですよ。
さまざまな色のメダカをとり合わせて眺めるのも楽しそうですね。
春のメダカの新しいシーズンに向けて、メダカの種類をご紹介します。
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メダカの発祥は「日本メダカ」
メダカというのは、外国から来た魚ではなくて、日本に古くからいる淡水魚です。
江戸時代には「目高」の名前は既にあったそうですが、名前がつく前、あるいは他の呼び名で、川や池などに自生していた可能性もありますす。
なので、メダカはすべて「日本メダカ」ということになります。
メダカの種類は数百種類
メダカは、今のようにメダカブームになる前は、せいぜい20~30種類くらいだったそうです。
今は、交配を指せる人も増え、200種類か、それ以上の品種が生まれたそうですが、とちゅうでなくなってしまうものもあり、固定したものではないということです。
メダカの種類一覧
家庭で飼うことができるメダカの種類を以下に挙げてみます。
ヒメダカが代表的なメダカ
メダカの種類で代表的なのが、ヒメダカです。漢字では「緋メダカ」。
ホームセンターで一番安く売っているメダカで、もっとも一般的なのがこの種類ですね。
初心者でも上部で買いやすいので、メダカを飼いたいという方はまずこちらのメダカから始めるのがおすすめです。
黒メダカが野生のメダカ
飼育の主流がヒメダカなので、それがそもそもの最初のメダカなのかというと、そうではなくて、日本の野生のメダカは、「黒メダカ」と言われるメダカです。
元々は、日本の川や池の自然の中で暮らしていたメダカです。
名前から、色が黒いのかと思いそうですが、それほど真っ黒というほどではありません。ヒメダカに比べると、若干白っぽくも見えることがあります。
黒いのはピュアブラックメダカ
真っ黒なメダカには、他に交配種の、ブラックメダカというのがいます。
これは本当に黒い色をしたメダカです。
黒メダカは、元々のこれが元々の日本のメダカだったわけですが、今では自然の状態で見ることはほとんどなくなり絶滅危惧種に指定されています。
元々の日本のメダカがいなくなってしまうのは残念なことですね。
最もポピュラーなヒメダカは、黒メダカの変異したものなのだそうです。
白メダカ
白メダカの歴史は古く江戸時代の文献の中にも見られるということです。
こちらも野生メダカの黒メダカからの突然変異で生まれたものですが、色はヒメダカに比べると本当に真っ白です。
そのため見た目も非常に美しく、観賞用として珍重されています。
青メダカ
青メダカは新しい品種。白メダカと黒メダカの交配から生まれたものだそうです。
体の色が全体的に青みを帯びていますが、熱帯魚の「青」をイメージすると、ちょっと違い、あくまでうっすら青いという感じですね。
ネットでも人気のメダカ
ここからは、メダカを飼育する人には大人気のメダカを2種類ご紹介します。
楊貴妃メダカ
ネットの販売でも必ず名前が出てくるのがこの楊貴妃メダカです。
誕生は新しく2004年に交配によって作り出されたもので、ヒメダカに比べると体の色がもっと赤い色をしています。
そのため水槽の中でも大変目立ち、観賞用としても美しいメダカです 。
飼育難易度はヒメダカに比べると、育てるのは難しいので、メダカの飼育に慣れてからがお勧めです。
ブログ筆者も一度は飼ってみたいと思っているめだかです。
みゆきメダカ
作られたのは2007年と新しいものですが、こちらも人気の品種のメダカです。
人気の秘密は水面から眺めると背中が青白い光で光って見えるというところ。
成長とともに背中の光る範囲が広がるということで、鑑賞するだけでなく育てるのも楽しいメダカです。
珍しいメダカですが、比較的丈夫で飼いやすく繁殖も容易だと言われており、初心者でも飼うことができるといわれています。
おすすめのメダカセット
種類を取り混ぜて飼うのは、繁殖にはあまりよくありませんが、鑑賞として楽しむときには、メダカセットはすごくおすすめです。
黒メダカ、白メダカ、そしてヒメダカが2匹ずつ、計6匹ですので、一番飼いやすい数となっていますね。
高価なメダカは一度は飼ってみたいですが、メダカを初めて買う方は、まず、飼いやすいところから飼うのがおすすめです。
値段や種類にかかわらず、愛情をもって育ててあげてくださいね。
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