メダカが白カビ病というのにかかってしまいました。とっても心配しましたが、ネットに載っていた方法を試したら、完治しました!
とてもうれしくなったので、メダカの白カビ病の対処法をお知らせします。
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メダカが斜めに泳いでいる!?
目次
メダカがの様子がおかしいなと最初に思ったのは、2週間前ほど前、寒い日が続いた頃でした。
いつもの通り餌をあげようとした時に、なんだか様子がおかしいことに気がつきました。
普段は水槽を横から見ているわけですが、メダカの体が斜めになっています。
もちろん、水面に上昇しようとしている時など、瞬間的に斜めになることはあるのですが、どうやら斜めにしか泳げない様子。
メダカの尻尾に白い綿状のカビを発見!
近くに寄ってじっと見てみたら、しっぽに何かがついていることに気がつきました。
白い綿のようなものです。
どうやら、うわさに聞いた"白カビ病"というのになってしまったらしいのです。
他のメダカと離して白カビ病防ぐ
その時点では対処法がわからないながら、他のメダカに感染してしまっては大変なので、別の容器にすぐに移しました。
そのままどうしたらいいかわからず数日が経ちました。
小さかった白い綿のようなカビの部分が、だんだん大きくなってしまったように見えました。
それに従ってメダカも動きが取れなくなり、底の方でじっとしていることが多くなってしまいました。
稚魚から育てたメダカ白カビ病に
このメダカは、第一世代から生まれて稚魚から育てたメダカなので、体がまだとても小さいのです。
金魚くらいの大きさならともかく、触ったりしそうもできませんし、そもそも、 泳げない様子を見てもう助からないのではないかと思っていました。
白カビ病のメダカに塩水浴を試すことに
何とかしてあげたいと思って調べたら、塩水浴、つまり塩水につけると良いとか・・・
けれども、メダカを塩水に入れても大丈夫なのだろうか。ひょっとして干物になってしまうのではないだろうか。
何だか心配だったのですが、どうせ助からないかもしれないなら、塩浴を試すことにしました。
ひもの?
ボクたち、塩水でもだいじょうぶ!
そういえば、海の魚は塩水にいるんだった・・・
塩浴でメダカから白カビが取れた!
そうしたら、塩水の中にメダカを移し替えて1日ぐらいに、早くもカビの部分が取れたのです!
上が白カビ病にかかったメダカ。赤丸の中が、尻尾から取れた白カビの部分です。
こうやって見ると、カビ部分がすごく大きいし、水を含むと重いため、これがあってメダカの体が斜めになってしまっていたのですね。
白カビが取れたメダカ
かわいそうに、 しっぽの部分はカビのために充血してしまいました。
それから、尻尾部分の尻びれがなくなってしまい、体長もちょっと短くなってしまいました。
けれども、隔離した容器で餌も食べているし、白カビが戻る様子もなく動きも回復。
あまり長く塩水につけているのもかえって悪いかもしれないと思い、カルキを抜いた水道水に入れ替えた後、最終的に元の水槽に戻しました。
白カビが取れたメダカを元の水槽へ
尻尾の先がまだちょっと赤く充血して短いままですが、ごくごく普通に泳いでいます。
1週間経った今では、動きもとても活発なので、問題なく完治したと考えていいと思います。
白カビ病の原因は?
白カビ病の原因は何なのかと言うと、 カビは正確には「ミズカビ」というものだそうです。
どこでも発生するわけではなくて、メダカの体に目に見えない傷ができたところに、カビがつくということらしいです。
それから、室内のカビとは違って、湿度が高い時ではなくむしろ低い時に起こりやすいのだそうです。いろいろな条件が重なって発生したようです。ちなみに、他のメダカもエビもかかってはいませんでした。
メダカの塩浴の方法
メダカの塩浴の方法とは、普段通りにカルキを抜いた水に、塩を溶かして、そこにメダカを泳がせるだけです。
塩浴の塩の濃度は0.5%
その場合の塩の濃度は0.5%。
つまり、100㏄の水に対して、0.5gの塩を入れたものです。
これはきちんと計量してくださいね。
あとは、ペットボトルの空き容器など何でもいいです。小さな容器に塩水を入れて、メダカを入れるだけです。
できるだけ早く治療するのがおすすめ
うちの場合は、対処方法がわからなかったために、数日遅れている間に、ヒレがなくなってしまったようです。
あるいは、それ以前に尾ぐされ病だった可能性もあります。
いずれにしても、手当てが遅くなると、尻尾が欠けたり、メダカの体力が消耗してしまうので、放置せず早く治療してあげれた方が、治る確率が高くなると思います。
メダカから白カビが取れる期間はどのくらい?
うちの場合、カビが取れるまでに1日かからないくらいでした。
すぐに回復しますので、メダカにカビが生えても、諦めないで塩浴を試すか、あるいは、魚用の市販の薬があれば、なお万全だと思います。
白点病・尾ぐされ症状・水カビ病には、ちゃんとアグテンという薬があります。 塩浴と同様の使い方です。
餌のやり過ぎを反省
水質の劣化で、即白カビ病になるわけではなさそうですが、餌のやり過ぎによって、メダカが餌を食べきれず、そのために水が汚れてしまうということが一番多いのだそうです。
そして、その餌の残りにカビが出てしまうのだそうです。
うちのメダカは、餌やりのタイミングを覚えて、 水槽の上に寄って行くだけで、 喜んで水面に上がってくるようになっているので、仕草が可愛いためついつい餌を、2回3回とあげすぎてしまっていたと思います。
なのでその点は大いに反省。これからは、餌やりは朝と晩の2回だけ、 メダカが食べきれる量を、様子を見ながらあげようと思います。
それにしてもメダカがが治ってよかった!
3匹いるうちの、一番元気のいいメダカだったので、病気になった時はがっかりしましたが、本当に安心しました。
皆さんも、メダカの白カビ病になった時には、諦めずに、塩浴か薬浴をお試しくださいね!
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