「水合わせ」というのはなんでしょうか。
メダカの飼い方でよく聞く言葉ですよね。
今日は、前から書きたかった「水合わせ」についてです。
新しくメダカやミナミヌマエビを買ってきたら、すぐに水槽に入れてはいけないんですよ!
ではどうしたらいいのか、今からお教えしますね。
スポンサーリンク
メダカの「水合わせ」って何?
[toc]
メダカを買ってきたら、すぐにでも用意した水槽に入れたいですよね。
でも、それは、人の楽しみには良くても、メダカにはあまりよくないのです。
なぜでしょうね。
メダカやエビには急に違う水はNG
人から見ると、「水」は全部同じに見えますが、でも、お風呂のお湯に入ってから、水風呂に入ったら…たいへんですよね。
それから、水の質というのがあるんですね。特に、水道の水にはフッ素やカルキ成分というものが含まれています。
つまり、川を流れているそのままの水だと、人間にはそのまま飲めるようなものではないので、「消毒」のために、目には見えなくても、水道の水にはいろいろな成分が入っているんですね。
メダカにとっては、それは逆に「毒」になってしまうのです。
メダカは水槽から逃げられない
メダカの体は小さいし、水槽だと、メダカが自分で心地よいところ、適したところまで泳いでいうこともできませんね。
なので、これまでメダカが泳いでいたのと、できれば同じような水にしてあげる、そして、急に水が変わってしまったショックを和らげてあげることが必要なんですね。
メダカ水槽の水合わせのやり方
今回移動するのは、このメダカたち4匹、ミナミヌマエビも3匹です。
わたし、まるの家から、まるの叔母さんちにお引越しするんだよ。
だいじょうぶかなあ・・・
車でゴトゴト移動します。
メダカ水槽にカルキを抜いた水を用意
はい、着きました。こちらは、まるの叔母さん宅です。
まず、水槽に水を用意しましたよ。
この水は、必ず「カルキ抜き」というのを使って、あらかじめ、メダカに合わせた水にしておいてくださいね。
あ、それから、メダカを移す時には、手を使ってはダメですよ。
メダカにとっては、人間の手は暑すぎるんだって。
だから、必ず網を使ってあげようね。
金魚すくいのようにして、上手にすくってね。
メダカをビニールに入れる時は空気をたくさんに
こちらは、メダカの入ったビニール袋です。
水が少ししか入っていませんが、メダカを容器やビニール袋で持ち運びをするときは、水をたくさんではなくて、空気をたくさん入れてあげた方がいいんですよ。
不思議なようなのですが、水の中の生き物も、水は欠かせませんが、それと同じくらい水のなかの「酸素」が大切なんですよ。
水もだけれども、酸素がなくちゃ、死んじゃうんだよ
そうなんだ!人と同じだね
メダカの入ったビニールを浮かせよう
これからメダカを入れる水の入った水槽に、ビニール袋を浮かせます。
ぷかぷか。いい気持ち・・・
そうしているうちに、水の温度と、ビニール袋の中の水の温度が同じになりますね。
ビニール袋の中にあまりたくさん水を入れておくと、なかなか温度が同じにならないので、あらかじめ、袋の中の水を減らしておくといいですよ。
水槽の水をメダカの袋の方に入れる
次に、ビニール袋の口を開けて、水槽の水を、ビニール袋の中に少しだけ入れてみます。
ここでは、お玉1杯分くらい。
様子を見て、メダカに変わりがないようだったら、また、同じくらい入れましょう。
メダカもエビも丈夫だし、たいていはだいじょうぶなので、あまり神経質にならずともだいじょうぶ!
だいじょうぶ!
ビニール袋を持ち上げてみて、メダカが元気そうなら、いよいよ水槽にお引越し!
入れました!
今度の水槽は広いなあ~
無事お引越し完了です!
もうじき春なので、メダカも元気に活動してくれますように!
ではまたすぐお会いしましょう!
メダカの記事トップページに戻る⇒メダカの飼育の記事インデックス