「ミナミヌマエビはメダカの卵を食べますか?」というお問い合わせをいただきました。
ミナミヌマエビとメダカは混泳しても大丈夫ですが、折角産んだ卵が食べられてしまうと思ったら心配ですよね。
ミナミヌマエビとメダカの混泳に関する基本的な疑問にお答えします。
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ミナミヌマエビは水草が好き
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最近、うちのエビクンが気に入っているところはというと、いつもここに居ます。
ホテイソウの根の部分ですね。
ズームアップ!
ここが気に入っているらしくて、”下界”には下りてきません。
なぜかというと、このホテイソウの根っこを食べているらしいんですね。
なので、エビのいる水槽の底には、黒いフンがたくさん落ちています。
食べ物がたくさんあるとフンが増えてしまうんですね。
またこのエビは、お腹に卵を持っています。
たぶん、それでホテイ草の根の部分いると、一種の隠れ家になっているので、この場所が落ち着くのかもしれません。
メダカの卵はどこにある?
では、メダカはメダカで卵をどこに産むのかというと、やはり水草に産むんですね。
なのでホテイ層の下、根の部分に産みつけられた卵が見えます。
そうすると、ミナミヌマエビがこの辺りにいつもいるので、エビのすぐ近くに、卵があることになってしまいますね。
私の場合は、メダカの卵は見つけたら別な容器に取り分けているので、食べられた、ということはないのですが、おそらく、このままにして置いたら食べられてしまうと思います。
というのは、エビは固いものでも案外食べてしまいます。流木の皮も気に入って食べているくらいなので、メダカの卵も食べられるのではないかなあ…
ミナミヌマエビが弱ったメダカを食べたことも
そして、メダカが元気に動いているものなら、稚魚でも食べたりはしないのですが、弱って動かなくなったメダカでしたら、それも食べたことを目撃したことがあります。
水槽が広くて水草がたくさん入っているとか、卵にとって有利な水槽だったらいいのですが、エビとかならず水草を共有することが多いですね。
必ず、卵を食べるというわけではありませんし、数が多ければ生き残ることも十分ありますが、基本的には、メダカの卵を見つけてそれを孵化させたい場合には、ミナミヌマエビとは一緒にしない方がいいと思います。
メダカの卵を見つけたら
メダカの卵を見つけたら、卵は別な小さな容器で十分ですので、そちらに取り分けてあげるのがいいですよ。
上のようなプラスチック容器とか、
手ごろなものがなければ、ペットボトルを切ったものなどでも大丈夫です。
卵が孵化して、稚魚になったら、メダカの稚魚は弱いので水温や水質に気を付ける必要があります。
少し大きくなって状態が安定したら、今度は一緒の水槽に入れても大丈夫なので、それまでは別な容器に分けて飼ってあげる方が安心ですね。
ミナミヌマエビの近況ショット
流木ではなくても、ちょっとした枝も差しておくとお気に入りの場所に!
これはザクロの木の細い枝です。
ザクロの葉の部分。
メダカのようにヒレはないのですが、泳ぐと早い早い。
今回も、無事、稚エビが孵化できますように!
お母さんエビ、ガンバレー。
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