メダカ屋外水槽に必須の水草と植物、おすすめはウォーターコイン、浮草はホテイアオイです。
その他の植物は、日陰を好む草を鉢に寄せ植えしレンガにのせて配置することに。
水槽に直接土を入れない方が簡単ですし、庭にある草だけでも十分に楽しむことができます。
メダカ屋外水槽、ビオトープの簡単なレイアウトと作り方をお知らせします。
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メダカ屋外水槽 ビオトープの作り方
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ビオトープは、生命:ビオ(bio)+場所:トープ(topos)を合わせた造語。
一口で言うと、「さまざまな生き物が共生している生息域や空間」空間のこと、それに似せた人工の水槽のことを指します。
ここでは、そのようなビオトープのことをお知らせしていきます。
屋外水槽の容器はキングタライ
この容器があったのでそれを使いました。
商品名はキングタライ、またはキングタブと言われるものです。
最初のレイアウトはこんな感じです。
けれど、これだけだけだと、プラスチックのプールみたいな感じになってしまいますので、これに最低限の木枠をつけることにしました。
出来上がりがこちら。すごく大変そうに見えますが、そうでもありません。
こちらをベースに、中を植物でレイアウトしていきます。
上のビオトープの木枠について詳しい記事は
また、”レイアウト”とはいっても、たいして凝らなくてもだいじょうぶ。
底砂なしでもOKです。
メダカ屋外水槽ビオトープの水草は?
最初はこういう風にして、仕切りを入れて、そこに土を入れようと思ったのですが、うまくいきませんでした。
土は流れては来ませんでしたが、すきまからメダカが、仕切りの向こうに行ってしまったためです。
そこで、仕切りを断念して、植木鉢を使うことにしました。
植木鉢の寄せ植えで簡単に
これがその植木鉢。ごく普通プラスチック製の黒い植木鉢です。
直径はだいたい20センチくらい、植木鉢にいろいろなものを寄せ上のようにして植え込み、レンガの上に置いただけです。
水に植木鉢ごと沈めるというものもありますが、その場合は、水辺に生える草でないとだめだと思います。
上に飢えているのは、一部を除いて、日陰にある草という程度のもので、すべて庭に生えていた草です。
植木鉢に植えた植物の種類--水草以外
水草以外の植物の種類はというと、下の通りです。
左側手前がツワブキ。
左側の奥がシダ
中央手前がハツユキカズラ
右側奥の斑入りの草が、鳴子百合
右側に垂れ下がっているのが、ツユクサ、です。
これらすべてが、庭にあった草ですが、いずれもが日陰を好む草です。
そしてこの内のポイントは、ハツユキカズラとツユクサはツル性なので、いずれも、鉢の真上ではなくて、鉢からはみ出して水の上の方に伸びるということですね。
その方が、水草ではなくても 水草っぽく、レイアウト的にはよい配置になると思います。
屋外水槽ビオトープにおすすめの水草2種
ここからは本物の水草のおすすめです。
ビオトープにおすすめの水草を2つあげます。
睡蓮などは、千円からですが、下にあげるものはいずれも一株100円台で買えるやすいものです。
ウォーターコイン 土と水両方OKの水草!
おすすめは、ウォーターコインです。和名はウチワゼニグサ
北アメリカ原産で、水田などに生える草です。
繁殖力がひじょうに旺盛で、水の中でも、普通の土でもどちらでも成長します。
これは近所のスーパーの花屋さんで、買いました。ポットで130円くらいでした。
この草は、見た目もきれいだし、小型で少量もつかえるし、密生させて、たくさん使うこともできるため、すごくおすすめです。
こちらは、黒いビニールポットに入れて、レンガの上に置いてあります。
この草は、上にあげた他の寄せ植えの草とは違い、水に入れてもいい「水草」なので、植木鉢ごと沈めても大丈夫です。
浮草はセットでいろいろな種類を楽しめます。
浮草にはホテイソウもおすすめ
他はやはりおすすめは浮草のホテイソウです。
水に浮かすことができるので、適当な場所に集めて位置を変えることもできます。
メダカやエビもその下に隠れることができる、隠れ家ともなりますし、根の部分は、メダカが卵を生む産卵床にもなり、根がそのままエビの餌ともなっています。
もちろん、スイレンもおすすめですが、こちらは、ある程度面積の広い水槽向きです。
葉っぱが大きいため、真夏は水温の上昇を防ぐ効果もあります。
ビオトープ全景を上から見たところはこんな風です。
写真だと底が暗く映るために草が多く見えますが、実際はそれほどでありません。
ビオトープの水草の土は?
植木鉢の土は、大粒の赤玉土を敷いて、そのあとはソイル系サンドと植物の根についた土はそのまま。
この場合、植えてある草は、水草ではないので、湿地を好む植物でないと根腐れする可能性はあります。
その場合は、水草を使ってください。ホームセンターにも売っています。
水草には「ソイル系サンド」
「ソイル系サンド」は主に水草に用いる底床材で、水草を植えた植木鉢を沈める時はこちらを使います。
普通の土では、即座に水が濁ってしまうので、使えません。
ソイル系サンドは、土が粒上になっているので、細かい砂が浮いたりせずに、水がきれいに保てます。
セットもおすすめです。