苔テラリウムにぴったり、100均キャンドゥの”バブルボウル”というガラスの器のおすすめをご紹介します。
ガラスの繊細さと、丸いフォルムの美しさ、苔の他でも何を入れても映えること間違いなしです。
苔テラリウムの作り方とキャンドゥの”バブルボウル”のレイアウト例をご紹介します。
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苔テラリウムの魅力
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苔テラリウムはガラスの小さな器とソイルという土、そして苔があれば簡単にできるクラフトで、近年大人気となっています。
私はメダカを飼っているので、水槽のレイアウトをしていたのですが、メダカ水槽用のソイルが、苔テラリウムにも使えるので、テラリウムの方も試してみました。
するとこれが水槽のレイアウトよりずっと簡単!
苔は、庭からたくさん採取できるので、どんどん作って、器が5つに増えてしまいました。
その中でも、テラリウムにもっともおすすめなのが、100均キャンドゥの商品名バブルボウルというガラスの器です。
100均キャンドゥのバブルボウルがおすすめ
こちらが、キャンドゥの商品名バブルボウルです。
何がいいかというと、まずデザインがいい。下から上まで真っすぐの瓶よりも、フォルムが素敵ですよね。
そして、上部が空いているお皿のようなものよりも、上がすぼまっている方が、湿気が逃げないので、乾燥を嫌い、湿気を好む苔には最適です。
あえて地味なレイアウトにしていますが、カラフルなサンドと、エアープランツや、土代わりのカラフルなゼリーボールで、植物を育てるのもいいですね。
苔テラリウムの作り方
ここでは苔テラリウムの作り方をざっと解説します。
土で必要なものは、ミリオンA という商品名の小石とソイルです。
量が少ない時は、ソイルのみでもだいじょうぶかもしれません。
ソイルというのは、玉状の土で、いちばん細かいものを選んでください。
まず、白石のミリオンAをボウルの一番下に敷きます。
その上に、ソイルを敷いて、霧吹きで霧を吹きます。
色が茶色からこげ茶に変わって、ソイルが水を十分に吸ったことを確認してくださいね。
そのあとで、苔をその上に植え付けます。
苔をのせる、のではなくて、根が土に良く届くように、ぎゅっぎゅっと押し付けるようにまんべんなく、ソイルにシート状の苔の裏側が密着するようにしてください。
あとは苔に霧を吹いて出来上がりです。
詳しい作り方は下の記事に:
苔テラリウムの作り方と苔の育て方 水やりと置き場所
苔+流木
他に加えるものは、あれば流木というアクを抜いたものがいいですが、木の枝でもいいです。
テラリウムはカビが生えることがあるので、できれば乾燥したものの方がカビが防げると思います。
苔+石
それから、小石のきれいなものなどがあれば、石を加えてもいいですね。
本物の石ばかりではなく、白い砂や石、人工のサンドやプラスチックの石、ビー玉など、カラフルなレイアウトも楽しめます。
苔+植物
苔の他にも植物を加えると緑がきれいになります。
一番のおすすめは、やはりシダですね。
どこにでもあってかんたんに手に入りますし、長さが大きなものから小さなものまで、瓶や容器の丈に合わせて選べます。
エアプランツや多肉植物はだめ
植物と合わせて枯れなければどんな植物でもいいわけですが、エアプランツや多肉植物は、苔とは生育条件が違います。
エアプランツは、湿気があるところには向きませんし、多肉植物は、日陰は好みません。
苔テラリウムはあくまで苔が主体ですので、苔に合わせてしまうと、エアプランツや多肉は組み合わせとしては向きませんので、それはそれで、別な組み合わせてテラリウムとして作ってみてくださいね。
最初はシンプルなレイアウトで試す
また、苔テラリウムはフィギュアなどのグッズはたくさんあるのですが、苔それ自体を育てるのは、案外難しくて、カビたり枯れたりしてしまうこともありますので、せっかくピンセットで組み合わせて作っても、全部やり直しになってしまいます。
最初はシンプルなレイアウトで試してみて、うまくいきそうだったら、そこからお好みの凝ったレイアウトで作ってみてください。
それと、やってみるとわかるのですが、凝ったレイアウトは、それもいいのですが、苔のひっそりとしたたたずまいや、緑の色の美しさ、瓶の中に立ち込める雰囲気だけでも十分に楽しめますし、案外シンプルなレイアウトが、苔の魅力を引き出すのかなとも思います。
キャンドゥの100均のバブルボウルは、もっとも最初のお試し期間としては一番おすすめです。
もう少し長く苔テラリウムを続けたいなと思ったら、質の良いガラスを使った器やキットなども探してみてくださいね。