メダカの稚魚に加えて、新たに産卵、孵化したミナミヌマエビの稚エビも増えて、容器がたくさん必要になりました。
そこで急きょペットボトルで作る、アクアリムを作ってみました。
これぞ、本当のボトルアクアリウム!
安価で簡単にできる上、レイアウトも楽しめます。作り方もご紹介しますね。
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メダカの稚魚の孵化がきっかけ
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メダカの稚魚に続き、ミナミヌマエビの産卵と孵化に成功したら、取り分けるための容器が必要になりました。
とはいっても、メダカもエビも稚魚のうちは、わずか2、3ミリの大きさ。
いきなり水槽を買い足すほどでなく、いずれ甥にあげるつもりなので、一時的に分けられる容器としてペットボトルで作ることに。
ペットボトルアクアリウムの手順
作り方は簡単で、500mlの炭酸水用ペットボトルの側面に、縦11センチ、幅2.5センチを切り抜き、ペットボトルが横置きで回転しないように、下側に3センチ角のゴムマットをグルーガンで接着しただけです。
ペットボトルは、薄いものではなくて、炭酸水用の固い材質のもの、表面に凹凸のないものを使いました。
中に入れたものは、ダイソーで買った、白砂石と、家にあったガラス製のビー玉など。
たまたま実家にレイアウト用に使ったものがあったので、それを使いました。
水替えの時は、メダカをスポイトで別容器に移してから、ペットボトルのキャップを開けて水を空けられます。
水道水を切り抜いた窓から流して入れながらすすぎ、キャップをしっかり閉めて、また新しくカルキを抜いた水を、窓の方から入れていきます。
メダカの稚魚はまだまだ小さいので、しばらくはこの容器で楽しみながら飼うつもりです。 現在は3匹ずつ入っています。
ボトルアクアリウムの作り方
ここから詳しい作り方です。
用意するもの
500mlの固い材質のペットボトル
軍手、または炊事用ゴム手袋など手を保護するもの
マジック 油性などペットボトル表面に点が描けるもの
カッター
ゴム板またはコルク、または木の板など
グルーガンとグルーガン用スティック またはプラスチック用接着剤
ペットボトルの種類
ペットボトルは、最近はやわらかい材質のものが出回るようになりましたが、材質の固いペットボトルを探してください。
炭酸飲料の入ったものだと、材質がしっかりしています。
表面が透明で、凹凸のないものがいいです。
軍手、または炊事用ゴム手袋
ペットボトルの曲面にカッターを入れる時に危ないので、利き手と反対側の手にはめる手袋があるといいです。
あれば、炊事用のゴムの手袋がベストです。すべらない材質のものをはめてください。
ゴム板、コルク板または木
ペットボトルの下側に、ボトルが回転しないようにつけるものです。
私は家にある「ハイパー防振ゴムマット」というのを使いましたが、コルク板、木の端材でもいいと思います。いずれも、ホームセンターなどで売っています。
大きさは3センチ角に切って、左右に一つずつ、計2つ使いました。
グルーガン、またはプラスチック用接着剤
板にゴム板を貼るための接着剤をご用意ください。
あればグルーガンが手ごろですが、プラスチック用接着剤でも、固定して付着できるものなら何でもいいと思います。
グルーガンは100円ショップでも売っています。時々しか使いませんが、5年以上使えています。
ボトルアクアリウムの作り方
1. ペットボトルの側面に切り抜くための印をつけます。
切り抜く部分は、縦が11センチ、幅が2.5センチの大きさです。お手持ちのペットボトルの大きさに合わせて工夫してください。
2. 点状に印をつけて、その外側をくりぬくようにします。力を入れないと刃が入りませんので、左手にゴム手袋などをはめて、注意して作業してください。
切り取りが終わったところ。
3. 次に、3x3センチの大きさの底板をつけます。グルーガンで接着剤を多めに塗って固定します。
付着させる前に、切り抜いた部分の真下になるように位置を決めて、ペットボトルにマジックで目印をつけておいて下さい。
また、2つつけますので、左右が水平になるようにつけてください。つけた直後に、上から押しつけて水平に調整してください。
ペットボトルが曲面なので、接着剤が幅広くつくように、多めに塗ります。
ポイント
グルーガンの場合は、間違ってもやり直しがききます。
場所がずれた場合は、接着剤が手に触れても熱くないことを確認の上、取り外してください。
あまり冷えてからだと、はずしにくくなります。
また、ペットボトルは多めに用意しておくと、失敗しても安心です。
4. ペットボトルに底砂や石、水草を入れていきます。脇から見て、水の量との比率を考えながら入れます。
細かいレイアウトは割り箸を使って行います。
水草は、根がないものでもしばらくたつと根が出てくるものもあります。土がなくても枯れるということはなく、案外どんどん伸びるので、時々切って水の高さに合わせています。
5. キャップがしっかり締めてから、カルキを抜いた水を切り抜いた窓から注ぎ入れます。
レイアウトを確認したら、いよいよ、メダカを入れましょう。
レイアウトのいろいろ
レッドトロピカル。
紅の入ったビー玉と白い石で。
オーシャンブルー。
青い色は、石ではなくてプラスチック製。他の色はガラス製。
上から見たところ。
パステルガーデン。
淡い色合いのガラス玉と白い石。
まとめ
ペットボトルはリサイクルなので、何個でも使えるのがいいところです。
お好きな色合いで、レイアウトしてみてください。
メダカを入れないで石と水草だけで飾っても、十分素敵だと思います。
稚魚が育ったら、それに合わせて大き目の水槽も検討してください。
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