苔テラリウムをワークショップで習ってきました。
小さな瓶の中に苔を入れて育てられるようにするというものです。
専門家の花屋さんに習った苔テラリウムの作り方をお知らせします。
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苔テラリウムの作り方を習ってきた!
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メダカのテーブルアクアリウムを作った時に、苔とシダの寄せ植えを使ったのをきっかけに、苔テラリウムをやってみたいなあと思うように。
何しろ、よく見てみたら、庭に苔がたくさんあるではありませんか!
これはやらないという方はありません。
そこで、たまたまチラシに入った、花屋さんのワークショップに参加してみることにしました。
ワークショップに出かけるのは初めてです。どきどき…
出かけて行った花屋さんの室内です。
なんてきれいなところだろう! うっとり。
上の丸椅子に座って作業開始!
苔テラリウムの作り方
花屋さんの用意してくださった道具はこれです。
瓶と、ピンセットとスプーン。コンビニで買い物をしたときついてくるようなスプーンです。取っておくと、こんな時に使えるんですね。
1.底に珪酸塩白土を入れる
瓶にベースとなる石を入れます。
これはタダの小石ではありませんで、水分を適度に吸い取るような材質のもの。
「珪酸塩白土」というものです。商品名はミリオンA。
水分が多すぎると、そこからカビてしまうんだそうです。
1センチくらい、案外たっぷり入れます。
2.ソイルという土を入れる
次に「土」を入れます。
これは水槽のメダカ飼育にも使う「ソイル」というものです。
スプーンですくって入れますよ。スプーンを使うのは、素手だと手が荒れてしまうため。
土には細菌も居るので、スプーンがない時は、手袋などで保護してくださいね。
ソイルの量は、これも高さ1センチくらい、どちらも思ったよりたっぷり入れます。
3.ソイルに霧を吹いて湿らせる
瓶に入れたら、瓶に入れた土に向かって霧吹きで霧を吹きます。土が湿っていないとダメなんですね。
ただし、水が底にたまってしまうほど入れてはダメだそうです。
その時は、瓶を傾けて水を切るように習いましたよ。
霧吹きはこれからまいにち使うため、オシャレなものを置いて一緒に飾りたいですね。
4.苔を入れて密着させる
最後に苔を入れます。これが完成品ですが、この時も注意点がありました。
土の上にのせただけではなくて、苔と土が密着するように、上から苔を押すようにするんです。
苔が浮いているのだと、どうやら枯れてしまうようです。部分的に浮いているところがないように。念を入れてぎゅぎゅっとしてください。
苔の育て方と手入れ
花屋さんで開かれたワークショップだったので、レイアウトよりも、苔の手入れと育て方について、よく教えてくれました。
使ったのはマンジュウゴケ
苔の種類は、マンジュウゴケ というものでした。苔テラリウムに適した苔の種類だそうです。
やや暗いところで撮っていますが、きれいな緑色です。
苔を瓶に入れて配置をする時は、大きさを合わせるために手でちぎってもいいし、はさみで切っても大丈夫です。
苔テラリウムの置き場所
この瓶のテラリウムは、室内に置くわけですが、どんなところが適しているのかというと、窓辺に置こう!と考えたら、明るい窓辺は駄目だそうです。
窓から2メートルくらい離れたくらいの明るさくらいが適当だそうです。
それと、あまり風通しの良いところも乾燥してしまいますので、適度な湿気が保たれるところがいいのです。
苔テラリウムの育て方
苔の水やりは、「毎日霧吹きで霧を吹いてください」とのこと。
そうすると、「少しずつ育つ」とのことで、決して庭の雑草並にぐんぐん大きくなるということはないのだそうです。
逆にそうなったら、瓶からはみ出してしまいますよね。なので、考えたらその位がちょうど良さそうです。
瓶の蓋はしない方がいい
今回、ワークショップの瓶にはコルクの蓋がついていました。
ただし、苔は植物なので、呼吸をしており、空気が必要です。なので、本当は蓋はしない方がいいとのこと。
なので、蓋は、お客様が来た時とか、写真に撮りたい時だけに利用するのが良さそうです。
ワークショップに参加した感想
瓶の中に、いろいろ入れてレイアウトに凝るのが”テラリウム”だと思っていましたが、シンプルに、苔の緑だけを楽しむのもいいなと思いました。
それに、苔は簡単そうなのですが、案外育てるのは難しく、枯れて色が茶色になってしまったりします。
なので、最初はレイアウトに凝らないで、小さな容器でしばらく育てて見ようと思います。
ワークショップは初めてでしたが、とても楽しかったし、いろいろ習えたので、また参加してみたいと思います!
材料は簡単に手に入りますので、皆さまもお試しくださいね!
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