メダカの手作り池、ビオトープの3回目、今回はいかにもビニールという、池の周辺を工夫した点をお見せします。
レイアウト的には良くなったのですが、ただ一つ、藻の問題が!
メダカ鉢でも経験した、藻の発生と考えられる対処法についてもお知らせします。
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DIYでメダカの手作り池
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庭に穴を掘って、ビニールシートを敷いたくぼみに水を入れただけの、メダカのビオトープ池。
日に日に変化して、今は上のようになりました。
最初の池はどうだったかというと
ビフォーアフターを見てください!
池作りの最初から見たい方は、下の記事からご覧くださいね。
池の防水ビニールシートを隠す工夫
今までとは何が違ったのかというと、周りに、ふたつの物を置いたところです。
ブルー系の平たいものは、家に余っていた屋根に使う瓦です。
東日本大震災の後に、瓦が動いたので、手入れをしてもらったのが、数十枚も余っているので、それを利用しました。
本当は平石、平らな平たい石を、池用防水シートが見えなくなるように置きたかったのですが、あまり石ばかり入れると後で池を解体した時に邪魔になりますので、とりあえずあるものを利用することに。
シートが目に入る面積を小さくするのと、周囲の安定をよくするのが目的です。
流木風の丸太で池を囲う
そしてその上に、庭木を切り倒したときにでた、木の丸太状になったものを並べてみました。
あとは、元々あった石を配置しただけです。
ほんとうに池らしくしたいというのなら、頼んで作ってもらうのが一番いいのですが、とにかくあるもので工夫して、無料で作るというのが今回の目的です。
自分としては、前よりは良くなったかなと思います。
石や木を組み替えてのレイアウトは、作品を作るみたいで、とても楽しいですね。
メダカ池に藻が発生
しかしここへきて、ただ一つ問題が!
それは、日当たりのよい池で、気温が高い日が続いたこともあって、藻が発生してしまったことです。
メダカはごくごく元気そうなのですが、見た目にも、水の色が緑がかっているのがわかりますね。
気温が低い日はさほどでもないのです。そもそも、池というのは、水槽やメダカ鉢と比べると、朝晩は、水はすごく冷たくなります。
寒暖差の影響を土からもろに受けるので、水温の差も大きいのですね。
ただ、暖かい日が続くと、藻が目立って増えてしまうようです。
メダカ池の藻を解消するには
藻は一回増えてしまうと、そのままでは減ってはくれません。
メダカやエビがそれで弱ってしまうということはないのですが、見た目が悪くなってしまうので困りものです。
タニシなど貝は藻を食べる
この解消法はというと、以前にも書いたのですが、一つは、貝類を入れることです。
タニシなどのスネールという貝類は、ある時期から爆発的に増えて、そうなると、藻を食べるので、メダカ鉢にまったく藻がつかなくなることは既に経験済みです。
ただ、今のところ、ヒメタニシはいるのはいるし、タニシの卵らしきものものあるのです。
ただし、まだまだ数が増えていません。
おそらく、タニシにとっては今は気温が低いのでしょう。卵がかえるようになったら、増えることに期待しています。
池に水草を増やす
もう一つ、藻が増えている原因は、やはり水質が悪いのではないかと思います。
今は、底に砂利の方がソイルより多いので、ソイルを加えることが一つ。
それから、今は、ホテイ草が一つしか入っていないので、水草類を加えることもよさそうです。
たぶんメダカに餌をあげすぎているので、栄養過多になっているのも問題かもしれません。
水草類は、余分な栄養を吸い上げてくれる気がしますし、そもそも、水の酸素を増やしてくれるそうなので、この後から増やしていくつもりです。
池水の交換も必要
そもそも、この池には、ろ過装置をつけていないので、水質が悪くなるのもある程度は仕方ない、その場合は、水槽やメダカ鉢と同じように水の交換や、池の中の掃除をすることも必要だと思います。
池の水は足し水はしないと、池が干上がってしまいますので、どのみち手入れは必要ですね。
ただし、キングたらいのビオトープの時には、今よりも、メダカとエビの数が多かったのに、何か月も水の交換をしなくても、全然平気だったことを経験しています。
そもそも、”ビオトープ”であれば、餌をあげなくても、各生きものが共生していくことが可能なので、完全なビオトープは難しくても、それに準じるような池にしていきたいですね。
スネール類の数を確認しながら、環境を調整し、これからもまだまだすてきな池を目指します!
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