ミナミヌマエビはメダカを食べる?とよく聞かれます。
通常ならミナミヌマエビとメダカを一緒の水槽に入れておいても、メダカが食べられることはありません。
しかし、わが家の水槽では、ある日、大事件が起きてしまいました。
メダカが、これまでとても仲良くしていたミナミヌマエビに食べられてしまったのです。
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ミナミヌマエビがメダカを食べる事件
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その夜、私はいつものように夕飯を終えて、メダカたちとのふれあいタイム。
うーん、何とも癒しのひととき。。。
スポイトでゴミを取ったり、様子を見て餌を与えたりして、楽しくメダカと語り合ったりするはずでした。
ところが、水槽の中に何やら不穏な動きが…
もしかして、エビがメダカを押さえつけているのでは???
メダカがミナミヌマエビに捕らえられた!
押さえているのは、ミナミヌマエビの雄の方。
そして、押さえつけられているのは、5匹いるうちの、後から孵化したた小さいメダカ2匹のうちの1匹です。
エビが押さえているのはメダカの尻尾の方。
なので、メダカが前に泳ごう泳ごうとして、もがいているのだけれども、進んでいけない様子なのです。
でも、なぜ? これってエビがメダカを食べているのでは?
ははは、まさかね、うちの子に限ってそんな粗暴なことはいたしませんよ。餌も十分与えております。
まさか、ミナミヌマエビがメダカを食べるなんて…
ミナミヌマエビがメダカを食べるところに遭遇
まさか! エビがメダカを食べるなんて。もしかしたら、エビとメダカは戯れ合っているのでは?
しかし、もう少し見ていると、メスのミナミヌマエビがするするーっと右の方からやってきて、今度はメダカの頭の方を、ガジガジ・・・
ええーっ。これはもしかしたら、ではなく、もう間違いなく、2匹揃ってお食事タイム。
絶句。。。ぎゃふん。とてもとてもショックでした。
閲覧注意!ミナミヌマエビがメダカを食べている動画
私のこのブログに掲載の動画に、「閲覧注意!」との注意書きがついてしまうとは!
気の弱い人は見ないでくださいね。(まあ、だいじょうぶだとは思いますが)
でもなぜ、ミナミヌマエビが、メダカを食べるようなことになってしまったのでしょうか。
そもそも今後も混泳していて大丈夫なのでしょうか。
考えていたら、数日前のメダカの様子を思い出しました。
ミナミヌマエビとメダカの混泳は基本的には心配ない
おそらく、普通に元気にしているメダカは、ミナミヌマエビに捕食される危険性はありません。
そもそもメダカの成魚は、ミナミヌマエビよりも大きいし、強そうです。
今までは、メダカの稚魚はもっと小さかったのですが、ミナミヌマビがメダカを食べたり、喧嘩をするといった様子は今まで一度も見られませんでした。
なので、混泳それ自体は心配ないと思います。
弱っているメダカは食べられることも
しかし、食べられてしまったこのメダカに関しては、数日前から様子がおかしかったのです。
普通のメダカは上の方を泳いでおり、時々底砂の方の餌を探すようなことはあっても、水槽の底でじっとしているということはまずありません。
ところがこのメダカは、時々水槽の底で動かなくなっていたので、私は死んでしまったのかとびっくりしてスポイトでシュッと水を吹いたりしていました。
その時は動いたのですが、なぜか動きが鈍くて、そのまま底に居続けたのです。
逃げられないメダカは弱っている
また、普通のメダカはそもそも水替えの時に網ですくおうとしても、つかまえられないくらい素早い動きを見せます。
普段はゆっくりでも警戒している時や逃げる時の速さは、いくら道具を使っても簡単には捕まえられません。
なので、このメダカの場合は元々弱っていたので、ミナミヌマエビがかみついても逃げることができなかったのだと思います。
最初に、ミナミヌマエビに捕まえられてしまった時は、逃がしてあげようかなとも思ったのですが、結局一時的には逃がせても、必ずまた捕まってしまったことでしょう。
あるいはミナミヌマエビでなくてもメダカにも狙われてしまったかもしれません。
メダカもエビも自然のままに
なので、食べられているのを見ているのは、とてもとても悲しかったけれども、自然に任せることにしました。
幸い、隣のプラスチック容器には、2回目の孵化で生まれたミナミヌマエビの赤ちゃんが息づいています。
命は継がれてなくなることはありません。
その様子を見たら、ちょっと心が落ち着きました。
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