ミナミヌマエビが増え過ぎてしまって困るという声が時々聞かれます。
生物を繁殖させて、増えていくのを見るのは楽しいものですが、狭い水槽の中のこと、ミナミヌマエビが増え過ぎてしまったらどうしたらいいでしょうか。
まミナミヌマエビが増えても、これだけはやってはいけないということと合わせてお知らせします。
スポンサーリンク
ミナミヌマエビを手作り池で飼育
[toc]
庭に穴を掘って防水シートを敷いた池と、石の手水鉢でメダカとミナミヌマエビを飼育しています。
初めての方は、最初の記事からお読みください。
メダカのビオトープ池の作り方!池用防水シートを敷けば自作できる
2つ目の手作り池
ミナミヌマエビが増え過ぎた
池と手水鉢三つでミナミヌマエビとメダカを飼育。
のつもりが、メダカは一度梅雨の時期に死んでしまって増えず。そのあとはミナミヌマエビが元気に育ってくれました。
今は、室内でもミナミヌマエビ2匹を飼育しています。
もちろん、エビが元気に育ってくれるのはうれしいのですが、池の方は環境がいいのか、エビが増え過ぎてしまいました!
ミナミヌマエビが余りにも増え過ぎて困るという悩みを時々ネットでも聞きます。
いちばん困るのはフンの掃除ですね。
掃除はエビが少なくても必要ですが、数が多ければそれだけたいへんになります。
ミナミヌマエビが余りにも増え過ぎたら、その場合はどうしたらいいのでしょうか。
ミナミヌマエビが増え過ぎてしまった場合の対処法
すでに生まれてしまったものについては
- もらってくれる人を探す
- 小さな容器に入れてプレゼントする
- 最寄りのペットショップに聞いてみる
- ジモティーなどネットで声をかける
などが考えられます。
ここでは、エビを容器に入れて、プレゼントするアイディアを紹介します。
バブルボウル+ミナミヌマエビのプレゼント
個人的には、バブルボウルにエビを入れてプレゼントにしてもいいかなと思います。
バブルボウルは、100均で買えます。
底砂はビー玉などでレイアウトして、エビの餌となる水草を入れて、そのまま飼ってもらえるようにします。
100均のバブルボウルは小さいので、エビは1匹または2匹だけを入れましょう。
エビと一緒にプレゼントするグッズ
それから、飼育グッズとして、カルキ抜きとスポイトを付けることを忘れずに。
カルキ抜きとスポイトは、どちらも100円ショップにあります。
万が一エビが弱って死んでしまったら、そこまででいいから、しばらくそばに置いて楽しんでもらえばそれでいいですね。
手入れはスポイトでのフンの掃除だけ。
他には、カルキ抜きを使って、時々水替えもしてもらいましょう。
ペットボトル+ミナミヌマエビ
他にも、ペットボトルで作るもの。
こちらは、ボトルがあれば、無限に作れます。
万が一エビが死んでもそのまま飾れます。
ミナミヌマエビが増えないように予防するには
- 水温を低く保つ 20度以下
- オスメスを見分けて別々に飼う
エビが増えないように予防するには、産卵をさせないこと。
それには、水温を低く保つことがいいそうです。寒いとエビは卵を産みません。
それ以前に、ミナミヌマエビのオスメスを見分けて、最初から別々に飼うのがいいのです。
万が一見分けに失敗してメスが卵を持ってしまったら、その時点で別の水槽に入れましょう。
メダカと一緒に同じ水槽に飼う
また、メダカを一緒に飼うと、繁殖はともかく、メダカが卵を食べるという説もあります。
メダカは基本的にミナミヌマエビを食べるわけではありません。
もし、エビの卵が落ちていたら食べるかもしれませんが、メスが抱卵している卵を食べるということはないでしょう。
ただし、エビの稚魚は、メダカと一緒に飼っていると育たなかった経験があるので、おそらく、エビの稚魚は食べられていると思います。
ただし、メダカがエビの増え過ぎ防止に効くのは、小さな水槽の場合で、外の池の場合は、これはあまり役には立ちませんでした。
おそらく布袋壮の閨他の水草など隠れ場所がたくさんあったためだと思います。
ミナミヌマエビが増え過ぎた場合にやってはいけないこと
そして、ミナミヌマエビが増え過ぎた場合にやってはいけないことがあります。
それは、田んぼや川にもっていって、エビを流すこと。これは絶対にやってはいけません。
動物はそれぞれの数がバランスを保って、一つのビオトープを形成しています。
他の種類のものを一度に入れてしまうと、他の種類のエビや魚が死んでしまうこともあるのです。
また、外来種の生き物を入れると、日本の生物が死滅してしまうこともあります。
飼っているエビがかわいそうという気持ちはたいへん良くわかるのですが、絶対に、よその池や水場、それから下水などに流すこともやめましょう
どうしてもの場合は、庭に洗面器などの容器を埋めて、そこに余った生物を飼ってあげてくださいね。