ミナミヌマエビが抱卵中の水替えは卵を落とす原因に!エビの産卵と孵化飼育の注意点 - メダカまる
 

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ミナミヌマエビが抱卵中の水替えは卵を落とす原因に!エビの産卵と孵化飼育の注意点

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ミナミヌマエビのメスが抱卵中に水替えを行ったら、卵を落としてしまいました。

現在屋内のサラダボウル水槽には、メダカが8匹。それと ミナミヌマエビが3匹います。

エビの雌の2匹目が抱卵中でしたが、水替えがストレスになった様子です。エビの抱卵中の水替えについてお知らせします。

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ミナミヌマエビの稚エビは肉眼では見えない

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1匹目の雌が産卵。稚エビの孵化の時は、予定より早く、水槽を別にしていなかったので、稚エビが水槽中に散らばってしまいました。

メダカの方も稚魚だったので、食べられる心配はなさそうでしたが、何しろ、稚エビは小さ過ぎて見つからない。

メダカの稚魚も小さいですが、それ以上です。

そして、すくい網ですくうということも難しいので、スポイトを使って、一匹ずつ移動したわけですが、数十匹は居るのでたいへんな上、水草に隠れていて、それはなお見つけにくいので、取り残しがたくさん出てしまいました。

なので、今回は、抱卵が確認できた雌エビを先に、別な容器に取り分けることにしたわけです。

稚エビの移動、ミナミヌマエビのフンの掃除には、スポイトは必須です。稚エビの移動は他の道具ではお手上げでした。

ミナミヌマエビの稚エビは小さい容器で十分

取り分けたのは、先に生まれた稚エビが入っているこちらの容器。

直径13センチの、薄いプラスチックのおかず入れのものです。

これに20匹くらいは入っていますが、最初は稚エビは小さいので、ある程度大きくなるまでは、このくらいの容器で十分です。

メダカの稚魚も稚エビも小さくて浅めの容器がいいです。特にメダカの稚魚は深い容器だと水面の餌を見つけられません。

稚エビは混泳だと食べられてしまう

メダカの稚魚はともかく、成魚と混泳した場合は、メダカに格好の生き餌として食べられてしまいますので、メダカと一緒にしてはダメです。

お母さんエビはだいじょうぶなので、大きくなるまではお母さんエビと子どもだけにしましょう。

エビが観察しやすい容器がおすすめ 

そもそも、稚エビあまりに小さいので普通の水槽では水替えの際に、水と一緒になってどこかに行ってしまいます。

この段階では、材質は何でもいいので、管理のしやすい容器、そして、何より稚エビはとてもかわいいので、観察のしやすい小さい容器がおすすめです。

上記のように、小さい容器だとレイアウトもしやすく、それなりのきれいなレイアウトも楽しめます。

ミナミヌマエビ母が急に脱皮をしてしまった!

ところがです。水質も水温もさほど変わらないのですが、容器を映したら、母エビが急に脱皮をしてしまいまいした。

そして、卵も全部脱皮した皮と一緒に、落としてしまったのです。ショック。

ミナミヌマエビはストレスで脱皮


ミナミヌマエビは、すごく敏感です。なので、水質が変わったり、ストレスを感じたりするとそれだけで脱皮をしてしまうそうです。

通常の成長のための脱皮もあると思うのですが、容器を移した後であって、水質が変わったことへの反応だと思います。

実際、もう、稚エビが20匹もいるので、これ以上増えなくもいいので、落としてしまっても問題はないのですが、とてもかわいそうなことをしてしまいました。

しかも、脱皮の後は、雌からフェロモンのようなものが出るらしく、元のサラダボウル水槽に戻したら、今度は雄エビに追い掛け回されている始末。

疲れているのに、お母さんごめんね。

脱皮の前のミナミヌマエビの様子動画

脱皮をする前のエビは、急に活発な落ち着きのない様子を見せます。

脱皮の前に、容器内を周遊している雌のエビの動画です。

ミナミヌマエビの孵化と飼育の注意点まとめ

産卵と孵化前後の注意点をまとめてみます。

・抱卵中の水替えや移動は厳禁

母エビがストレスを感じて脱皮すると、卵も一緒に落としてしまうからです。

・孵化後も稚エビが小さくて水替えはできない

孵化してしまってからでは、水替えの際に、稚エビを見失ってしまいます。孵化後の水替えもできないと思って準備が必要です。

それには、

・産卵前のエビを移すのがベスト

産卵前の雌エビは脱皮をします。その数日後が産卵です。また、その時には、雄のエビが活発になる様子を見せます。
できればその時に、容器を別にするのが一番良いタイミングです。

もっとも、そうそうエビの産卵がわかるときばかりではありません。

その時は抱卵後にすぐに移す他ありませんが、その時の注意点は

・母エビを移す水槽は水質や環境をなるべく同じようにする
・移動の際には、なるべく静かに移動させる

まとめ

ミナミヌマエビの産卵とその観察はとても楽しいものです。

卵の時から生まれるまでの一部始終を観察できる他にも、母エビがお腹の下に空気を送って卵を育てている様子など、母子の密着感はメダカでは味わえないものです。

万が一失敗してしまっても、産卵の機会は年に何度かあります。
エビを飼うなら、ぜひ体験してみることをおすすめします。

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