ミナミヌマエビの稚エビの育て方のまとめです。
ミナミヌマエビの稚魚である稚エビは、たいへんに小さいので、飼育が大変そうですが、いくつかの点で気を付ければメダカ以上に元気に育って増えてくれます。
ミナミヌマエビの稚魚が孵化してからの後の、稚エビの飼育の方法とコツについてお知らせします。
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ミナミヌマエビの稚魚飼育
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ミナミヌマエビなどのエビ類の飼育は、メダカ以上に愛らしく楽しいものです。
稚エビの飼育について順序だてて説明していきますね。
ミナミヌマエビの抱卵の期間
ミナミヌマエビのお母さんエビが、卵を抱卵、おなかに抱えます。
これはある日、突然気が付くということが多いですね。
そこから、稚エビが孵化するまでが、だいたい3週間から4週間と伝えられていますが、私の経験では、それよりもちょっと短めかなと思います。
外気温が高くて暖かく、水温も高い時は、早くなるといわれています。
抱卵から2週間が経ったら、稚エビのための準備を始めましょう。
ミナミヌマエビの孵化とは
孵化というのは、稚エビが卵からかえること、生まれることです。
孵化については、前兆のようなものは特にみられませんでした。
ある日、卵がなくなっているときがついたら、水の中に、ミナミヌマエビの稚魚がいるということになります。
ミナミヌマエビの稚魚は、ものすごく小さいので、水槽の中に水草がたくさんあると、見つかりにくいことがあります。
ミナミヌマエビの稚魚は別な容器に移す
ミナミヌマエビの稚魚が孵化しているのを見つけたら、別な容器に移す必要があります。
なぜかというと、隠れ家が少ない場合はメダカと混泳だと食べられてしまう可能性が高いからです。
孵化前に母エビを容器に移す案
あるいは、母エビを事前に別な水槽に移しておくこともよさそうです。
ただし、その場合、母エビが水質の変化に敏感な場合は、卵を落としてしまうこともあります。
せっかく抱卵したのにかわいそうなことになりますので、無理に移さない方がいいとも思われますが、それは水槽の環境によって判断されてください。
私の場合は、それほど水草のない水槽でしたので、生まれた後で、母エビと稚エビを別な容器に移動しました。
他の道具でできないので、スポイトを使って移動する必要があります。
赤ちゃん稚エビの容器は小さくて良い
稚エビを移す容器は、小さいもので十分です。
私は、直径10数センチの、プラスチック製のフードコンテナに母エビと稚エビを移しました。
エビが観察できた方が楽しいので、容器は透明な物がおすすめです。
稚エビの餌は?
よく聞かれるのが稚エビの餌のことですね。
メダカの場合は、餌はあげなくてはいけませんが、ミナミヌマエビの場合、メダカと混泳なら餌は特にあげなくてもいいといわれています。
稚エビが食べるのはプランクトンや苔
稚エビの場合も同じですが、まったく何も食べないわけではなく、食べているのはプランクトンと言われる、小さな生き物や、それから水槽の中の苔などを食べています。
ただし、貝類が食べるほど多量ではないようです。
稚エビに特に餌は要らない
ミナミヌマエビの稚魚の場合も同じで、特に餌を入れるということはなくて、水草を入れておけば十分だと思います。
他に、黒っぽい色の流木を入れると、フンが真っ黒になるので、木の皮なども大好きなようです。
小さな木の皮などがあれば入れてあげるのもいいですが、生の木を入れると水槽が汚れてしまうので、拾った木などは入れられません。
レイアウトに欲しい時は、「アク抜き済み」と表示のある流木がおすすめです。
ミナミヌマエビの稚エビの水槽の大きさは
稚エビが大きくなったなあと思うまでは、小さめの容器でも十分大丈夫です。
しかし、大きくなったのがわかるようになってきたら、大きな容器や水槽に移してあげましょう。
ただし、エビの成長はごくごくゆっくりですので、慌てずゆっくり準備してあげてください。
それからは、母エビの飼い方と同じように飼ってあげれば十分です。
ミナミヌマエビの飼育は、メダカ以上におもしろくて楽しいので、卵を見つけたらぜひ育ててあげてくださいね。
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