手作り池の水をきれいに保つにはどうしたらいいでしょうか。
池は作るのはそう難しくありませんが、池の水をきれいに保つのは、問題の一つです。
藻の発生と合わせて考えられる対策をお知らせします。
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メダカのビオトープ池の経過
メダカのビオトープ池を手作りしてから、ほぼ1か月が経ちました。
いよいよ暑くなってきたので、暑さ対策、それから藻の発生など問題点もいろいろ!
初めての方は、最初の記事からご覧くださいね
メダカを追加した経緯
手作り池のビオトープ、最初はメダカを3匹入れたのですが、移した直後と、数日前に一匹ずつ死んでしまいました。
オーマイガー!
メダカの寿命は
そもそも、3年目のメダカですので、高齢化で寿命が来ているのかもしれません、大きさも相当大きいです。
メダカの寿命は長くて、2、3年と言われていますね。
今、稚魚を手元で育てていますが、稚魚は成魚やエビと一緒にはできません。
他にミナミヌマエビがたくさんいますが、一匹だけになってしまったメダカが、いかにも寂しそうなので、成魚を買ってくることにしました。
こちらが買ってきたメダカ。
メダカの水合わせ中
すぐに、メダカを水に入れずに、ビニール袋のまま池に浮かせます。
これが”水合わせ”というものですね。
メダカ池の水がきれいになったよ!
今日の池の水の様子です。
かなりきれいに保たれています。
こちらは5月3日の画像。
水が緑がかって藻が発生していることがわかります。
何をしたら改善したのかというと、簡単で、単に掃除をしただけで、かなりよくなりました。
手作り池の水の問題
手作り池は、基本的には、水たまりのようなため水です。
池といっても天然の池ではありません。また、調整をしないうちには、生物間の循環が成り立っている”ビオトープ”にはすぐになりません。
なので、水槽でメダカを飼っているのと同じく、水槽の掃除をするように手入れをした方がよいと思われます。
手作り池の手入れの仕方
今回の手入れは何をしたかというと、まず、緑色の藻がついてしまったところを、ところどころ歯ブラシでこすりました。
他には、タオルで側面をさっとぬぐい取りました。これで、青くなる前の苔を落とすことができます。
砂粒くらいの大きさのタニシがついていることがありますので、側面の掃除は気を付けて行ってくださいね。
池の水替え
後は、水替えをするのですが、池の場合は、水槽とは違って、持ち上げて水をあけることはできません。
また、池以外の部分との高低差がないので、水槽なら使える、水替えポンプのようなものも使えません。
なので、容器などで手動で汲み出した水を捨て、次に新しい水を入れるという方法になります。
うちの場合は、現在芝庭の手入れをしているところなので、芝生に必ず水やりをするので、汲んだ水は芝や花壇にかけているので問題はありません。
発生する藻やこけの種類
今回発生した藻や苔は、確認できるだけで2種類です。
もやもやした糸状の緑色のものが、アオミドロという種類の物のようです。
これは、見つけたら取り除きます。
もう一つが、池の側面のビニールにつく緑色の苔です。これは簡単にこすったくらいでは落ちませんが、できるだけ上のようにタオルや歯ブラシなどで落とします。
そして、大切なことは、汚れは何でもそうなのですが、ついてからではダメなので、つく前に先手を打つのが良いのです。
つまり、汚れが目に見える状態でなくても、頻繁にタオルなどで側面を拭いておければベストです。
上記のような手入れが、面倒だったり難しい場合は、電動のろ過装置を作ることをお勧めします。
ソイルを足して植物を育てる
他には、植物がよく育つと水の余分な栄養分を取り除きますので、良く根付くように、ソイルも足しました。
水が汚れた時のまとめ
- アオミドロがあれば取り除く
- 側面の苔はタオルや歯ブラシで落とす
- 水替えをする
- 苔がつかないうちに側面の手入れをして予防する
- 植物が育つ環境に
手作りメダカ池の考えられる注意点
上記のような手入れ以前に、藻の発生や水の汚れが少なくなるような池の作り方はないのかを考えてみますと、下のようなことがわかりました。
メダカ池はできるだけ日陰に作る
うちの場合は、枯山水の場所に作りたかったので、日当たりの良いところになってしまいましたが、日当たりの良いところに藻や苔が発生しやすくなります。
なので、手作り池はなるべく半日蔭に最初から作るのが良いようです。
今はまだよくても、真夏になると、水が干上がったり、水温が上がりすぎたりする心配もありますので、生き物のためにも、池の場所をよく考えてから作りましょう。
やむを得ず熱い場所の場合は、下の方法で暑さ対策をしてください。
メダカ池は小さな池にする
水槽のように手入れや水替えを前提にした場合、大きくなればなるほど手間がたいへんです。
なので、手作り池の場合は、とにかく小さく作ることをおすすめします。
藻が発生しても改善できる
池がよほど大きな池で、掃除に手が付けられないようなものでない限りは、藻が発生したり、水が汚れたりしても、対処は可能です。
なので、汚れたと思ったら、あきらめずにまずは簡単に掃除をしてみてください。水槽と同じく、溜め水の池なら、必ず手入れも必要です。